2015年、ロゴもディテールも大きく一新したグレゴリーのド定番モデル「バルトロ65」。
新しくなったことで、より洗練されたデザインになりつつも、グレゴリーがこれまで積み上げてきたノウハウが凝縮。
美しい流線型にリニューアルされ、どんな場面でも快適な背負い心地が体験できます。
背負った際のフィッティング感、細部までの細かい作りはまさに圧巻の一言。
間違いなく、グレゴリー史上最高にして最強のザックです。バックパッカーには自信を持ってオススメできるクオリティを誇っています。
ザックはどう考えてもこれ一択。もうホント最高。その一言につきます。
今回の記事ではそんな最強だと謳われている「グレゴリー バルトロ65」を、およそ1ヶ月使用したのでレビューを行います。
題して『グレゴリー バルトロ65が史上最強のザックだと言われる14個の理由』です。バックパッカー必見!!それでは紹介していきましょう!!
目次 閉じる
- まずはグレゴリー バルトロ65の見た目をご紹介!!
- 1. 内部にはPCを入れるスペースも!なんとそれがサブバックにもなる!!
- 2. ボトルホルダーの使い勝手は抜群!!
- 3. 独自のフレームで重さを分散!!
- 4. 通気性、安定性に優れたバックパネル!!
- 5. 人間工学に基づいたフィット感満載のハーネス!!
- 6. レスポンスA3サスペンションで微調整も可能!!
- 7. 腰下部を調整できるランバーチェーン!!
- 8. 2つに別れたトップリッドのポケットが超便利!!
- 9. フロントからのアクセスも簡単!!
- 10. ボトムスからのアクセスも可能!!
- 11. 内部は二段構造にすることが可能!!
- 12. ポール類を固定するショック・ロックには自撮り棒を!!
- 13. ポケットにはレインカバーが付属!!
- 14. 防水性に優れたウエストポケット!!
- あと残念なのは自立しにくいという点…
- つじもんのまとめ
まずはグレゴリー バルトロ65の見た目をご紹介!!
背面からのデザインは、以前のバルトロに比べると、かなりシャープになっています。そして、従来のロゴも大きく一新。よりスタイリッシュにイメチェンしています。
側面のデザインです。人間工学に基づいたフィット感満載のハーネスが美しい曲線を描いています。より洗練された印象になっております。
背負う際に、その真の力を発揮する通気性、安定性に優れたバックパネル。こだわり抜かれた“カスタムフィット”は、素晴らしいです。
それではここから、『グレゴリー バルトロ65が史上最強のザックだと言われる14個の理由』を紹介していきます!!
1. 内部にはPCを入れるスペースも!なんとそれがサブバックにもなる!!
ザックの内部にハイドレーション用のリーブがあります。
通常はハイドレーションを入れるんですが、ここはMacBook Airが余裕で入るサイズなのです。
おそらくMacBook Proもちょうど入るサイズ感になっております。
そして、このハイドレーション用リーブは、取り外してサブバックとして利用出来るんです。
これは超絶便利!!僕がバルトロ65を購入する決め手となった機能です。
サブバックを別途購入する必要がないため、ホント素晴らしいアイデア!!
2. ボトルホルダーの使い勝手は抜群!!
ザックを背負っているときに、ドリンクが欲しい!と思ったときに本当にジャストの位置にドリンクがあります。
このバルトロを使っていて僕が感動した点の一つです。
どうやら、これも人間工学に基づいて研究して取り付けられたそう。人間工学すげーなと感心させられました。
また、ドリンクホルダーの口は紐で縛ることが出来るため、小物を入れても安心です。
3. 独自のフレームで重さを分散!!
バルトロ65を普通に持ってしまうと、非常に重く感じてしまいます。
ところが、いざ背負ってみると、重さが肩以外の色んな場所に分散し、比較的“軽く”バックパックを背負えます。
これはグレゴリー独自のメカニズムが採用されているからです。
背面部分に、アルミニウム合金でできたワイヤーフレームを使用することで、重心の位置を調整しているのです。
荷重を腰の中心に誘導し、快適な背負い心地が実現しています。
腰全体でザックを“持つ”ことで、実際の重量よりも軽く、バルトロを背負うことが可能になっています。
4. 通気性、安定性に優れたバックパネル!!
案外知らないうちに、背中にも大量の汗をかいていることがあります。
しかし、このバルトロ65は大丈夫です。そこまで考えられて作られています。
バックパネルの中央は通気性に優れたチャネルを採用。これがあることにより、長時間背負っていても汗が蒸れないため、快適です。
また腰部分には、シリコンの滑り止めが設けれています。この機能により、背中とザックの高い安定性を得ることに成功しています。
5. 人間工学に基づいたフィット感満載のハーネス!!
バルトロ65のフィット感はものすごく計算されて作られたものです。
それが、人間工学に基づいて作られたショルダーハーネスとウエストハーネス。
どちらも絶妙な曲線を描いており、素晴らしく体にフィットします。一度、背負ってみるとお判り頂けるはずです。
両ハーネス共に、簡単に交換できるようになっています。
もし破損した場合や、サイズ感が合わなかった場合でも安心です。
ショルダーハーネスに関しては、S、M、Lの3サイズを展開。 胸部の厚みに合わせて好みのサイズを選ぶことが出来ます。
さらに、ヒップベルトはXS、S、M、L、XLの5サイズで展開しています。こちらもウエストに合わせた最適なサイズをチョイスすることが出来ます。
6. レスポンスA3サスペンションで微調整も可能!!
個々の肩の傾斜具合に合わせるカント調整機能も備えています。
二段階で調節することができ、これによって人それぞれの体に合わせた微調整も可能です。
まさかこんなところまで計算されて作られているのか、と思うと感動してしまいました。
7. 腰下部を調整できるランバーチェーン!!
最強と呼ばれるからには、本当に細かい部分も考えられているからこそ得られた称号です。
ウエストハーネスの中心には、取り外し可能なEVAフォームというシステムが採用されています。
これを取り外しすることで、腰下部のフィット感を微調整することが可能です。
まさに痒いところに手が届く機能で、こちらも個々人の腰の形に合わせて脱着させることで、フィット感を高めれます。
8. 2つに別れたトップリッドのポケットが超便利!!
トップリッド上部には、隔壁で隔てられたポケットが2ヵ所装備されています。
この地味な機能がめちゃくちゃ便利なのです。
ここに、小銭入れやクレジットカード、モバイルバッテリーを入れておくことで、必要なときに瞬時に取り出せるため超便利!!
わざわざ、ザックの中身をガサガサして小銭入れを探さなくてもいいので、買い物をする際も楽チンです。
9. フロントからのアクセスも簡単!!
そのため、メインコンパートメントの底に収納してしまった荷物を取り出すのも簡単。
一気にどこに何が入っているか確認することが可能です。
パッキングをする際にも利用できるため、この機能は非常に重宝しています。
10. ボトムスからのアクセスも可能!!
底部からもメインコンパートメントにアクセスが可能になっています。
この機能があることで、ザックのその部分に日中はあまり出し入れしない着替え類を突っ込んでいます。
ボトムスから簡単に取り出すことが出来るため、宿泊先などで荷物を整理する際にかなり便利です。
わざわざ、ザックのメインコンパートメントを開かなくてもいいので、ザックの整理が楽チンなのです。
11. 内部は二段構造にすることが可能!!
内部を二段構造に別けることによって、ザックの中身を簡単に整理することが可能です!
僕は、着替えなどの荷物をザックの下部に入れ、MacやiPhoneの充電器などをザック上部に入れております。
そうすることで、着替えを出し入れする必要ないときは、快適にPCやiPhoneのアクセサリーを取り出すことが出来ます。
この機能が超絶便利!!
もし、仕切りの機能が必要ないという方は、取り外しも簡単に出来るのでご安心を。
12. ポール類を固定するショック・ロックには自撮り棒を!!
ザックの両サイドには、トレッキングボールやアイスアックスを固定するためのゴム紐が備え付けられています。
簡単で素早い脱着が可能になっています。
僕は登山用というよりも、バックパッカー用として、バルトロ購入したため、このショック・ロックにはセルカ棒をぶっさしています。
そうすることで、セルカ棒を使いたいタイミングで、無駄な動作なく使用することが出来ます。
13. ポケットにはレインカバーが付属!!
すぐに取り出したいレインウェアを入れておくには最適です。
そして、なんとこちらのフロントポケットに内部には、レインカバーが収納されています。
大きくロゴを配した山中でも非常に目立つオシャレなデザイン。
パックサイズよりも一回り大きいため、スリーピングマットなどを外部に付けていても余裕を持って覆うことが可能です。
14. 防水性に優れたウエストポケット!!
ウエストハーネスのポケットには、防水コーティングが施されたポケットが付いております。
ジッパー自体にも防水機能が付いているため、電子機器を入れておくのに最適です。
スマホ、GPS、ポケットWifiなど持ち歩いている方にはオススメ!!
しかし!!
この防水性のウエストポケットにはiPhone6が入りません!!
防水ポケットが少し小さいのです。これは残念すぎます!!
自称iPhoneオタクの僕からしたら、致命的すぎます。
グレゴリーさん、ここは次モデル以降改善して下さい…。
ちなみにiPhone5はジャストサイズです。
あと残念なのは自立しにくいという点…
それは、バルトロ自体が自立しにくいというところ。
山や道端などでは、岩場や壁に簡単にもたれかけて置いておくことが可能です。
が、
電車の中やもたれ掛けさせる場所がないところでは、自立しないのがホントに面倒くさい。
底の部分に荷物を入れ過ぎている僕のせいかもしれませんが、これがこのバルトロの欠点です。
惜しいし、少し残念なポイントです。
つじもんのまとめ
いかがだったでしょうか?
『グレゴリー バルトロ65が史上最強のザックだと言われる14個の理由』でした。
僕は日本縦断ヒッチハイク旅の際にこのザックを使用し、死ぬほど気に入りました。今後の世界一周バックパック旅の際にも利用する予定です。ノマドバッグとしても使用していきます笑。
イマイチな点も書きましたが、総評するとめちゃくちゃ満足しています。
僕が今まで買ったザックの中では、ダントツのフィッティング感と使い心地です。
ちなみに、このグレゴリーのバルトロ65はメンズ向けのアイテムとなっています。
女性の方は、グレゴリーのディバという商品があるので、そちらがオススメです。というのも、男女の体の形は異なります。体の形が違えば、フィットするハーネスの形状なども異なってきます。
ディバは女性用に作られたザックです。グレゴリーはそこまで考えても設計されているのです。
※ごくたまに楽天だと1万円ほど安く売ってることもあるので、是非チェックしてみてください。