こんにちは!つじもん@tsujim0nです。
映画『ドント・ブリーズ』観てきました!! クッソ面白かった!! もうマジで良かった!!
観終わった瞬間に「ふおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」つって、映画館から出てきたわ!!(※実際に声は出してませんw)
間違いなく2016年のベスト10に入るクオリティでした!! で、得点は88点!! 88点です!! ちょっと過大評価しすぎな気もするけど、88点は妥当!! こういうのホント好き。
ぶっちゃけ、めちゃくちゃ好き嫌いに別れる問題作なので、ホラー映画や「沈黙からドン!」ってのが苦手な人にはおすすめしません!!w 精神的にガツンと来ます!!
でも、全米でスマッシュ・ヒットしただけあって、『ドント・ブリーズ』の面白さは本物。本物です。怖いもの好き&映画好きであれば、確実に満足できる一本となっております!!
てことで、さっそく映画『ドント・ブリーズ』の簡単なあらすじや見どころを紹介!! 今回はできるだけ「ネタバレなし」で解説していきます!!
映画「ドント・ブリーズ」のあらすじ
物語のほとんどが、ボロボロの屋敷だけで繰り広げられます。んで、主な登場人物はなんと、たった4人。強盗の若者が3人と、盲目のおじいさんが1人です。
あらすじは、若者3人がお金欲しさに、盲目のおじいさんの家へ強盗に入ることに……。簡単にお金を盗めると思いきや、なんとそのおじいさんは筋肉モリモリの元軍人だった!!
突然侵入してきた強盗に、おじいさん激おこ!! 強盗3人は家の中に隠れるけど、見つかったら、盲目のおじいさんにぶっ殺される……!!
3人の強盗は無事に脱出することができるのか!?……とまあそんなスリラー映画です。
ホラーとも言われていますが、お化けとか幽霊は一切出てきません。血が飛び散るシーンも極力少なめです。でも怖い。それなのに、ちゃんと怖い。緊張感が半端ない。だからこそクソ面白い。
88分間に凝縮された圧倒的な面白さ。脚本の隅々まで考え抜かれたであろう緻密さ。んで、完全に予想を裏切ってくれるアイデアの大胆さ。
何もかもが素晴らしくて、もはや気持ちいいレベル!! マジでこの一言に尽きる!!
ちなみに、タイトルの「Don’t Breathe」は「息をするな」という意味。まさに「息をつかせぬ」展開の連続!! 劇場全体が静寂に包まれる一体感が味わえます!!
監督はフェデ・アルバレス!なんとYouTube出身!
この監督は、YouTube出身という少し変わった経歴の持ち主。と言っても、いわゆる「HIKAKIN」や「はじめしゃちょー」のようなYouTuberではなく、短編映像作家みたいな感じ。
2009年に『Panic Attack!』という作品をYouTubeにアップロードし、一躍有名に。これをたった1人で監督・脚本・撮影・編集までやったってことで、めちゃくちゃ話題になったそうです。
5分ほどの作品ですが、これを1人で制作するのは、良い意味で頭イカレてるwww 下の動画をクリックすると視聴することができます。
んで、その才能に目を付けたのが、なんとサム・ライミ!! 言わずもがな『スパイダーマン1〜3』や『死霊のはらわた』を手がけた超有名プロデューサーです!!
そんな過去があり、満を持して『ドント・ブリーズ』が全米で大ヒット!! これからもこんな見応えのある作品を是非是非、撮って頂きたい!!
さりげなく、ごく自然な伏線の張り方が神
で、この映画を観てて真っ先に感じたのが、「この脚本、めちゃくちゃ考えられてるやんけえええええええええええええええッ」ってこと。
しかも、本当に無駄なシーンがほとんどない。んで、クッソテンポが良い。88分の上映時間を最初から最後まで堪能させてくれます。
とにかく、この物語の吸引力がとてつもない。気づいたら飲み込まれてる。
そんで、伏線の張り方もうまい。というかあまりにも自然すぎて、「うわあああああああああああああ、それ伏線だったの!?!?」みたいな感動がヤバい!!!!!
いや、ほとんどの伏線が、分かりやすいようにカメラワークでわざと強調されてるんですがーー
あのセリフ!!!! あのセリフよ!!!! それ伏線だったのかあああああああああああああああああああああ!!!つって、めちゃくちゃ唸ったわ。
完全にやられたわ!!!!!! クソが!!!!!!!(満面の笑顔)
もうね、こういう映画が観たかったんだよ!!!!! 小説やマンガでは絶対に実現できないハラハラ・ドキドキ感!!!!!! この映画ならではの面白さ!!!!! たまんねえわ!!!!!!!
しかも、ほとんどボロボロの屋敷というミニマムな空間だけなのに、全くもって飽きさせない。見せ方にめちゃくちゃ工夫がされててクソ好き。最強に好き!!!!!
こういう作り手が、知恵をしぼりまくって、しぼりまくった末に行き着いた終着点のような物語。これですよ!!!! これ!!!!!! 超大好物!!!!
もはやスリラーとかホラーとか、そんなジャンルの概念をぶち抜いた傑作っぷり。んで、極上のエンターテイメントとしても楽しめるはず。
この緊張感と恐怖感を是非とも劇場で味わっていただきたい……!!
「盲目」の設定がこの上なく活きてる
とにもかくにも、おじいさんが「盲目」っていうがポイント。この設定がめちゃくちゃうまく活きてる!!
今までのホラー映画は、「幽霊」とか「モンスター」に見つかったら、終わり。逃げるしかなかった!!
でも、ドント・ブリーズは違う。おじいさんと鉢合わせしても、音さえ立てなければバレない……!! ここが斬新&新感覚!!
「やべえ、目の前にいるよ……!! 絶対に音を立てるな……!!」っていうギリギリの状態の連続です!! んで、観てるこっちまで思わず息を殺してしまう緊張感。
しかも劇場全体でそれが味える!! これが今までのホラー映画と一味ちがう!!
だから、普通のホラーやサスペンスなんかに飽きてしまった人にこそ観て欲しい!! 想像以上の出来栄えです!!
つじもんのまとめ
もう1度言いますが、ぶっちゃけホラー映画やショッキング系が苦手な人には、おすすめできません!!
でも、怖いもの好きで、『ローグ・ワン』や『この世界の片隅に』を観終わった人には全力でおすすめ!!
ただ、公開している映画館があまりにも少ないので、お気をつけください。ボクがチケットを購入したときは、最前列しか空いてなかったので、それで泣く泣く観ましたwww
あ、あとポップコーン(キャラメル味)を買ったんですが、静かなシーンが多すぎて、まったくもって食べれなかったですwww 周りの観客もそんな感じだったと思います。
ボクも含めてみんな、終わったあとに爆食いしてましたwww
なので、この映画は、ポップコーンを買わない方がいいですw 食べるタイミングがない!!w ドリンクだけにしておきましょうw
とまあ、個人的にはあまり期待してなかっただけに、良い意味で予想を裏切ってくれました!!
とにかく、とても精巧に練られたリアリティな描写、そしてディテールの細やかさ、「これが映画の面白さだ!」ってのを上映終了後に噛みしめて頂きたい……!! 本当に良いものを観せてもらったと大満足できること間違いなし。
ということで総合的に88点!! この映画はあともう1回は確実に観に行くと思います!! それくらいハマる人はハマる!!
では、また次の記事でお会いしましょうー。それではー。