こんにちは。つじもん@tsujim0nです。
ここ最近、ブログやツイッターなどを通じて、たくさんの人たちとネット上で交流をもつようになりました。
特に、昨年頃から「動画投稿」にも興味を持ち始めたため、今まで以上に幅広い方々とコミュニケーションをとる機会が増えてきました。
そんな中、ボクが感じているのは「ネット上でのコミュニケーションの難しさと距離感の大切さ」です。
誤解を恐れずに正直なことを言うと、ネットで出会った人々に「どこまで冗談を言っても通じるのか?」「どこまで距離感を縮めても大丈夫なのか?」がよく分かりません。
ネット上の人々と交流する場合は、常に接し方や距離感を気にするようになりました。リアルで会う人々よりも数倍気をつかっていると思います。
「ネット上の人が怖いんだったら、ネットなんてやめればいいじゃん」と言われそうですが、ネットの楽しさやブログの面白さに気付いてしまった今、簡単にやめられないのも事実……。
なので今回の記事では、ボクがネット上の人と交流するなかで感じていることを色々と書いてみます。
文章だけで気持ちを伝えることの難しさ
ボクの場合、インターネット上のコミュニケーションは、文章でのやりとりがメインになります。
読者の方がブログを読んでくれるのも文章だし、コメントをしてくれるのも文章です。わざわざ映像や音声で連絡するというケースは、ほとんどありません。
でも、文章だけのやりとりで、うまく気持ちを伝えることって難しいと思いませんか??
正直なことをいうと、ボクはネット上でのコミュニケーションがうまくいかずに、関係がこじれてしまった人が何人かいます。
ボクの中では冗談で言ったつもりだったのに、それを受け取った本人が“本気でバカにされた”と捉えられて、相手を怒らせてしまったのです。
仲良くなりたくて笑わせるつもりだったのに、それが裏目に出てしまいました。
今でも「アイツ、会ったこともないくせに、いきなりバカにしてきて失礼なヤツだ!!」なんて言われているかもしれません。
その逆もまた然り。
そんな経験もあって、文章だけでのやりとりはめちゃくちゃ怖くて、できるだけ相手に誤解を与えないよう意識するようになりました。
基本的にボクは、コミュニケーションをとっている相手を不快な気持ちにさせるつもりはないし、自分も嫌われたくありません。
文章だけのやりとりは手軽に行うことができますが、自分の気持ちをうまく伝えることの難しさも持ちあわせているように感じます。
これは、人によるのかもしれません。少なくともボクは文章だけだと「うまく伝わらなかったなー」と思うことが何度もありました。
もしかしたら、この文章もうまく伝わりきっていないのかもしれません。
画面の向こう側に人がいるのを忘れがち
ネット上でのやりとりは、基本的に匿名性で素顔も知らない人たちとの交流が多いです。
特にはてなブログ界隈では、顔出ししている人の方が少ない気がするので、仲の良いブロガーさんでも素顔を知らない人がたくさんいます。
これは別に「ネット上で顔出ししている人の方が優れていて、そうでない人はダメだ」ということを言いたいわけではありません。
個人的には、ネットで顔出ししたい人はすればいいし、顔出ししたくない人(または社会的理由でできない人)は別にする必要はないと思っています。ネット上に顔を晒す行為は、ある程度のリスクがあるので。
で、何が言いたいかというと、ネットという場所の性質上、画面の向こう側に生身の人間がいることを忘れがちなんじゃないかってことです。
「そんなこと言われなくても分かってるよ」と言われてしまうかもしれませんが……。
ネット上では心ない言葉で、人を傷つけまくっている文章をたまに見かけます。
会ったことがない相手は、少し現実見がないというか、“ネットという別世界にいる二次元の人”のようなイメージがあるのでしょうか。
文章を書くときや、ツイッターなどで相手と交流を取る場合は、常に画面の向こう側に生身の人間がいることを頭に入れておかないといけないなぁとつくづく思います。
せっかくブログというツールを通じて、本来出会うことのなかった人々が交流できる機会があるのに、相手を口撃したりディスったりするだけなのはちょっと悲しい。
お互いに良いところや好きなところを見つけて、もう少しだけアットホームな世界になればいいのになーと思います。
言葉が持つ力は思った以上に大きい
今の時代、ツイッターやブログを利用すれば、誰でも簡単に情報を発信することができます。
気軽な感覚で、文章を書いたりしていますが、言葉が持つ力って思っている以上にデカイです。
ボクの中では、言葉は誰でも簡単に使える現代の武器だと思っています。
先日、「権威」というWordPressの人気テーマを制作した松尾シゲオキさんが、以下のことをつぶやいていました。
言葉ってのは最強の武器だ。あまりにもカンタンに扱える上に、殺傷力が高い。しかも半永久的にアーカイブされ、毒の一撃のように相手をずっと苦しめる。お偉いさんがあまりTwitterで不用意につぶやこうとしないのは、その武器の威力を知ってるから。
— ウェブライダー松尾茂起(松尾シゲオキ) (@seokyoto) 2016, 1月 26
まさに松尾さんの言う通りだと思います。
言葉って扱い方によっては、相手を半永久的に苦しめる殺傷能力の高い武器になることがあります。
書いた本人は、すぐに忘れてしまうかもしれませんが、口撃された方はなかなか忘れられません。
それくらい言葉が持つ力って強烈です。
ボクも、ディスられた記事や罵声を浴びせられた言葉は、半永久的に忘れられないでしょう。
自分もたまに、相手を傷つけるようなことを書いているのかもしれませんが、なるべく人を傷つけないように意識しないといけないなーと感じます。
ネットでのコミュニケーションのズレと距離感の大切さ
ネットのコミュニケーションで、もう一つ難しいのは「相手との距離感の取り方」です。
リアルの人と比べると、ネット上のほとんどの人は、その人の“本当のキャラクター”が分かりづらい。
クールなキャラクターを作っている人もいるし、無理して面白い自分を演出している人もいます。(※ネットで新しい自分を表現することがダメという意味ではありません)
それによって、いくつかのコミュニケーションの中で「ズレ」を感じたことがあります。
この「ズレ」とは、ボクの中で想像しているその人の人物像と、リアルでのその人の“本当のキャラクター”に差がある場合に、生じるものです。
オフ会などでブロガーに会ったことがある人は、一度くらい感じたことがあるのではないでしょうか??
「あれ!?この人、ネットで思ってた感じの人とちょっと違う……!!」みたいな。
例えば、ブログ上では意気揚々としていてポジティブシンキングな感じの人がいたとする。でも、実際に会ってみると驚くほどそうじゃない人が、今までに何人かいました。
そんな感じの人にブログのノリで、いきなりネット上で急接近してしまっていたら、完全に煙たがられていたでしょう。
そういう方は、実際に会って話してみると、お互いに理解し合えることが多いのですが、文章だけのやりとりでお互いを理解するには、少し限界を感じます。
それを何度か繰り返しているうちに、ネット上での人々とは距離感がかなり大事で、こちらのイメージだけで相手に近づき過ぎると、痛い目を見ることを学びました。
色んな人に会って、ネットとリアルでの「ズレ」を感じる度に、距離感の大切さを痛感させられます。
ボクの中では、ネットの人々は自分が思っているよりも、1歩から2歩くらい離れた距離感で接するのがベストかなーという印象。
この距離感に関しては、いまだに手探りで、うまくいかないときがあります。まだまだネットの人々とのコミュニケーションは、難しいです。
(※もちろん中には、いい意味での「ズレ」を感じることもあります。
ブログでは超クールなキャラなのに、実際に会ってみるとお茶目で面白い人などです。ネットで、とるべき距離感は人によっても異なるんだなーとも思います。)
そんな中見つけたのが、ツイキャスという動画配信ツール
ボクが、ネット上でのコミュニケーションに悩んでいるときに見つけたのが、ツイキャスです。
利用してみると、けっこう面白くて一日中ツイキャスを聞いている日もあります笑。
ツイキャスを知らない人のために簡単に説明すると、ツイキャスとは誰でも簡単に映像(または音声)で生放送の配信ができるツールです。
基本的に30分限定の放送ですが、視聴者からある一定数のアイテムが集まると、放送時間を延長できるシステムになっています。
で、なぜそのツイキャスが面白いのかというと、動画配信上だったら、言葉だけでは伝わらない人柄やその人のキャラクター性が、文章より数倍以上も伝わってくるからです。
「あれ!?この人、こんな顔だったのかー!」とか
「このブロガーさん、本当はこんなお茶目なキャラだったんだねwww」とか
「やっぱりこの人、ブログと変わらず面白いなーwww」みたいな感じです。
やっぱり文章を読んでいるだけの人よりも、動画で顔や声を知っている人の方が親近感が湧きます。
文章だけでは誤解していたような人でも、映像を通じて本人と接してみると、印象がガラッと変わった人もいました。(もちろんいい意味で)
ツイキャスは、放送者と視聴者がリアルタイムで、双方向のコミュニケーションをとれるため、なかなかオススメです。
他にも動画配信サイトはいくつもありますが、ツイキャスが最も手軽に、視聴者の方々と交流をはかれると思います。
基本的にYouTubeのように編集する手間がかからないし、グーグルハングアウトよりもコメント欄が賑わうのも良いところ。
また視聴者がツイッターのアカウントを利用していることが多いため、完全に匿名で利用できるニコ生よりも誹謗中傷が少ない気がします。
ツイキャスを利用することで、文章のみによるコミュニケーションで起こる「ズレ」をある程度緩和させて、距離感を縮めることができるのではないかと注目しています。
もし、インターネットでのコミュニケーションに悩んでいる方がいるのであれば、ツイキャスを利用してみてはいかがでしょうか。
つじもんのまとめ
ボクのブログには、あまりブログ論(?)みたいなものを書いたことがなかったのですが、今回は色々と思ったことを書いてみました。
あなたは一体、どのようにしてインターネットと距離をとって生活していますか??
ボクのように日々悩みながら、ネットを利用しているのでしょうか??それともネットの世界とは割りきって生活しているのでしょうか??
もしよかったら、あなたのネットとの付き合い方も教えて下さいね。
そして、ツイキャスに興味を持った人がいるのであれば、簡単に扱えるので、利用してみてはいかがでしょうか。
ブログや文章だけでは表現できない、新たなあなたの一面をネット上に発信することができるかもしれません。
ボクもたまに「ツイキャス」で、生放送をしているので見に来てくれると嬉しいです!!
さてさて、まぁそんな感じで久しぶりに記事を書いたら、この記事だけで数時間かかってしまうというマヌケな更新になってしまいました……。
今年も気長にゆる〜く更新を続けていくつもりなので、今後ともどうぞよろしくお願いします。
それでは、また次の記事でお会いしましょうー。
おわり。